仕事で2週間ほど平日にお休みをいただき、ドイツとスイスに9泊12日でバックパッカーしてきました。
今回は、これまでに30カ国旅をした筆者の経験に基づき、持って行って役に立ったものや事前準備で気をつけることをご紹介したいと思います!
今回の旅の前提は、男一人旅。
また旅の後半では現地にいる友人宅に宿泊させてもらうため最低限のエチケットが保てるよう荷物を構成しました。
(本ページは一部プロモーションが含まれています)
バックパッカーの基本知識 • バックパッカーとは何か
バックパッカーとは、自由気ままに世界を旅する冒険好きな旅人のことです。
予定を柔軟に変更しながら、新たな文化や風景を探求するために旅に出ます。
また多くのバックパッカーは、伝統的なツアーや高級ホテルではなく、予算に合わせた安宿やホステルを利用することが多いです。
旅は計画性よりも自由さが重視されます。
航空券のチケットを安く買いたい方はこちらのサイトがおすすめです
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バックパッカーは持ち物を最小限に抑え、軽装で旅をすることが多いです。
そのようにすることで荷物の重さに制約されず、自由に動き回ることができます。
筆者がバックパッカーを行う目的の一つは、海外でうまく行かないことを乗り越えて成長や新たな視野を開く機会を得ることです。
異文化の理解を深め、困難に立ち向かうことで自己の限界に挑戦し、新たな自信を得ることもあります。
バックパッカーの旅は、予測不可能な要素も含まれていますが、その分貴重な体験と思い出が待っています。
自分自身のペースで旅を楽しみ、限られた予算でも素晴らしい冒険ができることが、バックパッカーの魅力なのです。
バックパッカーに必要な持ち物リスト
今回の旅に持って行ったものは次のとおりです。
- バックパック
- パスポート
- 現金、クレジットカード
- ワイヤーロック
- 時計
- マウンテンパーカー
- Tシャツ(日中、寝具兼用)
- ジーンズ
- パンツ
- 靴下
- タンクトップ
- シャンプー
- リンス
- 美容液
- 保湿クリーム
- マスク
- アイマスク
- リップクリーム
- ティッシュ
- 髭剃り
- 歯磨きセット
- 汗拭きシート
- ボディソープ
- 雨傘
- 自撮り棒
- モバイルバッテリー
- アクションカメラ
- 変換アダプター
- 各種ガジェット用充電ケーブル
- 延長コード
- ペン
- ボディバッグ
- 小物入れ
- ビニール袋
- 常備薬
- 単行本
- 旅行ガイド
- PC
- カロリーメイト
バックパック
まずはバックパックです。
今回はHOLICCさんのHOLICC ONEというバッグで旅に出ました。
このバッグの凄さは主に3つです。
- 収納力
- 都会チックな見た目
- 旅に最適な機能群
このバック1つに先ほど述べたすべてのものが入ります。
見た目は黒を基調としたシンプルなデザインなので都会にも馴染みます。
実はこれは旅をするにあたり非常に重要な要素の一つです。
海外で日本人が明らかに旅人の装いをしていると、危険な目に遭う可能性が高まります。
しかし海外の地でまるでそこに暮らしているかのような見た目で荷物を運ぶことができればそのリスクは下がります。
私はよく学生時代に東南アジアにバックパックに行っていましたが、その際は現地に馴染むべく、現地の服を着たり髪や髭を伸ばしたりしていました。
(あまりにもみすぼらしい格好をしていたためか、現地の子供にガムの差し入れをいただいたことがあります)
話を元に戻すと、最後の素晴らしい点は旅をする上で必要な機能をそろえているということです。
例えば、パスポートをしまうシークレットポケットがあったり。
濡れた衣類を運ぶためのネットポケットが格納されていたり。
とにかく旅人ゴゴロをくすぐる機能がたくさん詰まっています。
このバッグ最大の特徴と言えるのが、衣類の圧縮機能です。
前面ポケットに大きな収納スペースがありこちらに衣類を入れます。
街のチャックがあるのでこちらを開いた状態で衣類を詰めた後、まちのチャックを閉めることで衣類が圧縮され見た目がすっきりとします。
また本ブランドのビジョンに大変感動したのも購入理由の一つです。
彼らは「本気で仕事して、本気で旅して、本気で遊ぶ」ことをビジョンに掲げています。
筆者も近い将来、働く場所を選ばず世界中を移動しながら暮らしたいと考えているので、このビジョンに強く共感しました。
パスポート
言わずもがな、海外旅行の必需品です。
現金、クレジットカード
電子マネーやクレジットが主流とはいえ、現金支払いのみ受け付けるお店も少なくありません。
特に秘境の地などマイナー都市では現金が大いに活躍しますので、お守り代わりにも現金は懐にしまっておくことをお勧めします。
ワイヤーロック
バックパッカーの旅はドミトリーなど複数人で1部屋をシェアする機会も多いです。
そんな時にバックごと持っていかれるようなことを防ぐため、ワイヤーロックを持っていると便利です。
バッグをベットに括り付けるなどして使うことができます。
時計
時間は基本iPhoneで見ている方も多いと思いますが、少しでもiPhoneの電池を省エネするためにも時計はつけていくと良いです。
またリスク分散という意味でも、万が一iPhone紛失時に少なくとも時間だけは確認できるようにしておいた方が、電車や飛行機に乗り遅れることを防止できます。
マウンテンパーカー
真夏でも1枚薄いマウンテンパーカーを持っていくことをお勧めします。
これは飛行機内で必要以上に体を冷やさないためです。
バックスペースを圧迫するものでもないので1枚さらっと羽織ることのできるものを持っておくと良いです。
Tシャツ(日中、寝具兼用)、ジーンズ
Tシャツは日中も寝る時もどちらでも着ることのできるものを持っていきます。
本来であればそれらを分けることが望ましいですが、バッグはなるべく軽い方が良いため、手洗いすることを前提に可能な限り枚数を減らすことが目的です。
ジーンズはこれは筆者の趣味ですが、ビンテージデニムを持参しました。
Levi’s 505 Single S (1970’s)。
せっかくの旅、思い入れのあるジーンズを写真に収めたいですからね。
パンツ、靴下、タンクトップ
この辺りも必需品です。
コツはできる限りユニクロのエアリズム品を活用することです。
理由は2つ。
軽量性と速乾性です。
まず、エアリズムは非常に軽くて薄い。
よって限られたバッグのキャパを圧迫することが減ります。
そしてなんといっても速乾性。
2週間ほど旅をする場合、ほとんどのケースで衣類を手洗する必要が出てきます。
この際、エアリズムであれば半日で乾くことがほとんどなので、持っていく衣類の量自体を大幅に減らすことができるのです。
シャンプー、リンス
海外のホテルによっては置いていないところもありますし、ホステルやドミトリーではほとんど置いていないため、普段使っているものを持参します。
携帯ボトルは無印のものを購入しました。
美容液、保湿クリーム
肌の乾燥が気になる方は是非お持ちください。
現地調達ももちろん可能ですが、普段使い慣れたものでないと肌との相性が合わなかったりするので、旅を徹底的に楽しむためにも余計なリスクはできる限り排除しておきましょう。
マスク
日本出国、帰国時のためにポケットに忍ばしておきたいです。
アイマスク
飛行機やドミトリーなど他の人と同じ空間で眠る際に役立ちます。
飛行機内で配布されることもありますので、その場合はあえて持っていく必要はありません。
リップクリーム、ティッシュ
一応、念のため。
髭剃り
旅中は髭を伸ばしても良いと思いつつ、今回は友人宅にお世話になる機会があるので、少しばかり身なりには気を遣いたいと思います。
今回はブラウンの携帯髭剃りを持って行きました。
コンパクトでそれなりにパワーもあるので大変重宝しました。
歯磨きセット
磨き残しの少ない、電動歯ブラシがおすすめです。
汗拭きシート
万が一シャワーを浴びることができない、連続して同じ服を着なくてはならないといったケースに備えて、自身のためにも周囲の人のためにも臭いエチケットはできる範囲で対応しておけるとGoodです。
ボディソープ
体を洗うのはもちろん、衣類を洗う際の洗剤が割りに使うこともできます。
トラベル用の小さいものを購入しましょう。
雨傘
雨で荷物が濡れないように、コンパクトな折り畳み傘をはバックに忍ばせておくと安心です。
自撮り棒
一人旅でも写真に妥協したくない人、ぜひ持って行きましょう。
コンパクトな割に旅の満足度が飛躍的に向上しますよ!
今回持って行った、コールマンの自撮り棒は三脚にもなるので本当に便利でした。
モバイルバッテリー
今の時代にはすっかり必須アイテムとなりましたね。
特にガジェットを持ち歩く人にはこちらのモデルをお勧めします。
筆者も実際に使っていますが、機内に持ち込むことができる容量でIphoneを複数回充電ができる優れものです。
アクションカメラ
今回はInsta 360を持っていきました。
スイスの絶景を丸ごと撮影したいと思っていたからです。
SDカードは容量ばっちりの512GBのものを購入しました。
容量が大きいため、2週間ほどの旅であればSDカードを入れ替える必要がなく手間と紛失リスクを低減することができます。
変換アダプター
国によってフラグの形が異なるのでマルチな国に対応しているこちらを持っていきました。
この変換アダプターであれば、今後他の国に行く際に使えます。
各種ガジェット用充電ケーブル
トラベル系のポーチは無印が圧倒的におすすめです。
耐久性や使い勝手が抜群でシンプルなデザインなので長く使うことができます。
延長コード
こちら、意外な盲点なのですが8人一部屋などのドミトリーではコンセント口が8人分ないことがあったり、自分のベットから遠く離れているケースもあります。
そんな時にこの延長コードがあれば自分のベットにいながら充電することが可能となります。
ペン
何かと必要です。
機内で書類を記入したり何かのメモを取ったりする時に重宝します。
ボディバッグ
メインバックを宿泊先に預けて街ブラをする際にボディバッグがあると安心です。
小物入れ
パンツや靴下など、散らばりやすいものを収納するために使います。
バッグの中で荷物が混在し探すのに時間がかかるのはストレスなので、散らばりやすいものをまとめておく時に使います。
筆者は無印のこちらを使っています。
ビニール袋
汚れたものやゴミを入れるときなどに必要です。
スーパーの袋を持って行っても良いのですが案外嵩張るので、筆者は100均などで売っているロールタイプのビニール袋を持っていきました。
常備薬
体調第一なので、基本的な風邪薬や頭痛薬などを持って行くようにしましょう。
単行本
移動中や待ち時間で時間を潰す時ように薄い単行本をバックに入れておくと良いです。
また、海外の地では日本の文章を読むだけで安心できたりするのでそういった意味でも持っていくと良いかもしれません。
旅行ガイド
ネットでなんでも調べられるので基本的には不要ですが、筆者のようにギリギリまで旅行プランを立てないような人は、wifiが使えない飛行機の中で計画を立てるのに重宝します。
不要になったらそのページだけ破って捨てることで荷物の軽量化を実現することもできます。
PC
こちらも基本的には不要だと思いますが、今回は友人にハンドキャリーを頼まれているので荷物に入れました。
カロリーメイト
物価の高いスイスで食費を浮かせるためにカロリーメイトを2箱持ってきました。
ネットワーク確保: 世界データ
海外での通信確保には世界データの利用がおすすめです。
「世界データ」とは、あなたの海外旅行をさらに便利にする海外ローミングサービスです!
世界データを利用すれば、海外でも自由自在にインターネットにアクセスできます。
例えば、Instagramで素敵な旅の瞬間をシェアしたり、Googleマップで迷子にならずに目的地にたどり着いたりすることができます。
予め渡航先と時期を予約しておくことで現地でデータローミングをすることができます。
今回筆者が訪れたドイツとスイスは690円/24hrsで利用することができました。
一昔前は現地SIMや海外で使えるSIMを購入して使っていましたが、今やオンラインの手続き10分ほどで自由にネットが使えるのは素晴らしいことですね。
スイス国内の移動に関するヒント
スイスの交通費はとても高いです。
3日以上滞在するには以下の特別チケットを購入することをお勧めします。
スイスの特別チケットは次の3種類が存在します。
- スイストラベルパス
- トラベルパス・フレックス
- スイスハーフフェアカード (スイス半額カード)
各チケットは以下サイトより購入することができます。
購入サイト
ご予約はこちらから【KKday】それぞれのメリット・デメリットとどんな人に適しているのかをご紹介します。
① スイストラベルパス
スイストラベルパスは、スイス国内の公共交通機関を幅広く利用できるパスです。
このパスを選ぶと、鉄道、バス、船、および一部の登山鉄道やケーブルカーなど、多彩な交通手段を自由に利用することができます。
メリット
- スイストラベルパスは、スイス国内全域での交通手段にアクセスできるため、広範囲な観光地を訪れる人に適しています。山岳リゾートや湖畔の町など、スイスの美しい風景を存分に楽しむことができます。
- パスの有効期間中は、何度でも交通手段を利用できるため、頻繁に移動する旅行者にとって便利です。予定を柔軟に変更したり、さまざまな場所を組み合わせたりすることができます。
デメリット
- スイストラベルパスは、期間によって料金が異なるため、長期間滞在する場合には割高になる可能性があります。滞在期間や予定に合わせて適切なパスを選ぶことが重要です。
このパスを選ぶ人
スイストラベルパスは、スイス全土を幅広く旅することを計画している旅行者に最適です。
景色を楽しむために山岳地帯や湖畔の町を巡りたい人や、頻繁に場所を移動することを予定している人に向いています。
② トラベルパス・フレックス
トラベルパス・フレックスは、指定された日数内に自由に移動できるフレキシブルなパスです。
例えば、8日間の期間であれば、その期間内で任意の8日間を選び、交通手段を利用することができます。
メリット
- トラベルパス・フレックスは、特定の日数だけパスを使用できるため、旅程に合わせて柔軟に選択できます。計画に余裕を持ちながら、自分のペースで旅行したい人におすすめです。
- スイスの交通網を十分に利用しつつ、予算を抑えることができます。滞在期間や利用頻度に合わせ柔軟に旅を計画することができます。
デメリット
- トラベルパス・フレックスは、指定された日数内に制限されるため、長期滞在する場合や頻繁に移動する人には適していません。連続的に移動する必要がある場合には、他のパスよりも費用が高くなる可能性があります。
このパスを選ぶ人
トラベルパス・フレックスは、滞在期間が限られている人や予定に柔軟性を持たせたい人に最適です。
一部の日には休息や他のアクティビティに充てたい場合や、特定のエリアに重点を置きながら旅行したい人に適しています。
③ スイスハーフフェアカード (スイス半額カード)
スイスハーフフェアカードは、スイス国内の公共交通機関を半額で利用できるカードです。
このカードを所持すると、チケットの価格が通常の半額になります。
メリット
- スイスハーフフェアカードは、他のパスに比べて料金が比較的低く抑えられるため、予算に敏感な旅行者に適しています。交通手段を半額で利用できるため、経済的な旅行を実現することができます。
- パスの有効期間は1ヶ月間と長いため、スイスでの滞在が長期にわたる場合でも活用できます。自分のペースで観光地をめぐりながら、お得に移動することができます。
デメリット
- スイスハーフフェアカードは、通常の料金の半額であるため、他のパスと比べると割高になる場合があります。また、一部の特急列車や山岳リゾートへのアクセスには追加料金が必要な場合があります。
このカードを選ぶ人
スイスハーフフェアカードは、予算を抑えつつスイスを旅行したい人に最適です。
主要な観光地を訪れる予定があり、公共交通機関を利用することが多い人や、長期滞在する予定のある人に適しています。
それぞれのオプションは旅行者の好みや旅程に合わせて選択することが重要です。
スイスの交通パスを利用して、快適で効率的な旅行を実現しましょう。
スイストラベルパスは広範囲な観光地を訪れたい旅行者に適しており、自由な移動と美しい風景を楽しむことができます。
トラベルパス・フレックスは柔軟性を求める人に最適で、自分のペースで旅を進めることができます。
スイスハーフフェアカードは予算を抑えたい人におすすめで、経済的な旅行を実現できます。
スイスの交通パスを選ぶ際には、予定や予算、滞在期間などを考慮しましょう。
広範囲を旅する予定があるならスイストラベルパスが適しています。
滞在期間が限られていたり、特定の日を重視するならトラベルパス・フレックスが便利です。
予算を抑えつつスイスを堪能したいならスイスハーフフェアカードがおすすめです。
いずれのパスを選んでも、スイスの美しい景色や素晴らしい観光地を存分に楽しむことができます。
自分の旅行スタイルに合ったパスを選んで、思い出に残るスイス旅行を楽しんでください。
ちなみに筆者は③スイスハーフフェアカード (スイス半額カード)を選びました。
また、欧州における各電車のチケットはこちらから購入し一括管理しておくと現地で焦る必要がなくなるのでお勧めです。
Omio:ヨーロッパ、北米の鉄道・バス・航空券の予約まとめ: 万全の準備で最高の旅を!
バックパッカーとしてドイツとスイスに旅行する際の持ち物や準備についてご紹介しました。
基本的な知識から旅程の計画立て、必要な持ち物リスト、交通手段に関するヒントなど幅広いトピックをカバーしました。
この情報を通じて、みなさんが海外旅行、とくにドイツとスイスでの素晴らしい経験を実現できるようになることを願っています!