そんなお悩みにお応えします。
本記事の信頼性
この記事を書いている私は、
- ビンテージデニム4本を所有(501XX・501ビッグE・501 66前期・505 66前期・507XX)
- ファッションブログを2年ほど運用
【Levi's 501XX】ヴィンテージデニムの王道|購入したリーバイス501XXをご紹介
【Levi's 66前期】1977年製のビンテージデニム|高円寺Safariにて購入
【ビッグE】イタリア人から購入した Levi's 501ビンテージデニム| ビッグE を年代判別のディシジョンツリーとともにご紹介
今回の執筆にあたってはこちらの雑誌を参考にしています。
(本ページは一部プロモーションが含まれています)
はじめに:Aldenの革靴の魅力
Aldenとは、1884年にアメリカのマサチューセッツ州で創業した、ハイクオリティな革靴ブランドです。
今でも古き良き製法を大切にしながら、丁寧な手作業で靴を作り続けています。
そんなAldenの革靴にはどのような魅力があるのでしょうか。
ここでは、Aldenの革靴の魅力について解説していきます。
伝統的な製法による高品質な革靴
伝統的な製法による高品質な革靴 Aldenの革靴は、職人たちが丹精込めて作り上げた高品質な革靴です。
古くから伝わる革靴作りの技術を大切にし、厳選された素材を使用しています。
そのため、履き心地も抜群で、足に馴染んでいくうちに、ますます履き心地が良くなります。
独自のラストによる履き心地の良さ
Aldenは独自のラストを使用しており、履き心地の良さが特徴です。
ラストとは、靴の形を作る木型のことで、Aldenのラストは人間の足に近い形状になっています。
そのため、足にフィットするような履き心地を実現しています。
豊富なバリエーションの中から選べるデザイン
Aldenの革靴には、多くのデザインがあります。
ビジネスシーンに合わせたクラシックなデザインから、カジュアルなデザインまで、様々なタイプがあります。
また、革の種類やカラーも豊富なため、自分に合った靴を見つけることができます。
メンテナンスのしやすさ
Aldenの革靴は、メンテナンスがしやすいことも魅力の一つです。
定期的にクリームを塗ることで、長く愛用することができます。
また、レザーソールの場合は、温水とブラシで洗うことで清潔に保つことができます。
サイズ早見表
Aldenの革靴は美しくて耐久性が高く、ファンから愛されています。
靴のサイズ選びはとても大切であり、間違えると履き心地が悪くなるだけでなく、足にダメージを与える可能性もあります。
そこで今回は、Aldenの革靴のサイズ感について、詳しく解説していきます。
インチ表記とセンチ表記の相関と横幅を一覧表として整理しました。
インチと横幅は後述の靴の内側表記から理解することができます。
Aldenの革靴は、アメリカのブランドであるため、日本の靴とはサイズ感が異なります。
そのため、Aldenの革靴を選ぶ際は、日本の靴のサイズよりもワンサイズ大きいものを選ぶことが一般的です。
また、Aldenの靴は職人によって手作りされているため、同じサイズでも個体差があります。
先日靴屋さんとお話しした際に、「Aldenはアバウトに作られているので同じ表記でも個体により若干サイズが異なるケースがある」とのことでした。
しかし、革は伸び縮みしますので、最悪サイズが合わなくても微調整は可能です。
サイズ選びのポイント
Aldenの革靴を選ぶ際のポイントは、自分の足のサイズに合ったサイズを選ぶことです。一般的に、足を測る場合は、朝起きた直後が一番正確です。また、膝の裏からかかとまでの長さを測ると、足の長さが正確に測定できます。
パラブーツのサイズ表はこちらでまとめています!
Aldenの表記
一見暗号の様に見える内側の表記は次の意味を表しています。
- サイズ
- 横幅
- 製造年月
- モデル番号
- オーダー番号
- ペア番号
サイズ
米国インチ表記のサイズです。
写真に表記のある「8」は、以下サイズ早見表に照らし合わせると日本サイズの26cmに該当します。
横幅
分母が横幅、分子がヒールの大きさを表しています。
通常、横幅を見るときは、分母のアルファベットを参照します。
このケースは「B/D」とありますので、横幅は「D」です。
早見表を参考にすると横幅は「普通」に属しており、日本で最も多く流通している横幅であると言えます。
上述のサイズと組み合わせると、「26cmの横幅、普通サイズ」であることが分かります。
製造年月
数字が西暦の下一桁で、アルファベットが月を示しています。
上述画像の「7C」は製造年が...1997年 or 2007年 or 2017年であり、製造月は3月ということになります。
モデル番号
Aldenは数字でモデルを分けています。
数字をググることでその靴がどの型番か理解することができます。
ちなみに上述画像の「97891」はレア色且つアメリカらしい、ウイスキーコードバンのロングウイングです。
オーダー番号
オーダー番号以上の意味はなく、通常この番号を参考にする機会はないです。
ペア番号
右足、左足のペアを示す番号のようです。
「1」「2」「3」といったそれぞれの数字自体の意味はオーダー単位の通し番号を指すようですが、少なくとも左右で同じペア番号でない場合は片割れの集合ということが分かります。
確認すべきフィット感のポイント
Aldenの革靴は、その品質やデザイン性、耐久性などから世界的に有名なブランドです。
しかし、革靴を購入する際に最も重要なのは、自分の足に合ったサイズを選ぶことです。
本記事では、Aldenの革靴を選ぶ際に確認すべきフィット感のポイントについて解説します。
アーチの位置
Aldenの革靴は、アーチの位置が高いのが特徴です。
靴を履いた際に、アーチがちょうどいい位置にあるかを確認してください。
アーチが合わない場合、履いたときに足が痛くなることがあります。
つま先のゆとり
Aldenの革靴は、つま先にゆとりを持たせているため、足先が詰まって痛くなることはありません。
しかし、つま先が大きすぎると、歩行時に足が滑ってしまうことがあります。
つま先のゆとりを確認する際には、足首を曲げたり伸ばしたりして、つま先の位置を確認してください。
幅の調整
Aldenの革靴は、幅広の足にも対応できるように設計されています。
足の幅が普通よりも広い場合は、幅広の靴を選ぶようにしましょう。
また、幅広の靴でも、適切な調整が必要な場合があります。
そのため、靴を履いた際に、足の幅に合わせて調整することをおすすめします。
ヒールの高さ
Aldenの革靴は、ヒールが比較的低いデザインが多いため、歩きやすく、足に負担をかけずに長時間履くことができます。
しかし、ヒールの高さが自分に合わない場合、足に負担がかかってしまうことがあります。
足の形に合わせたラストを選ぶ
Aldenの革靴は、様々なラスト(木型)が用意されており、それぞれのラストで足の形に合わせたフィット感を実現しています。
足の形に合わせたラストを選ぶことで、より快適な履き心地を得ることができます。
靴下を履いた状態でサイズを選ぶ
革靴を履く際には、靴下を履いてからサイズを選ぶことが重要です。
靴下を履いていない状態でサイズを選んだ場合、靴下を履いた状態ではきつくなってしまうことがあります。
また、普段使用している靴下と同じタイプの靴下を履いてから試着することがおすすめです。
繰り返し試着する
革靴を購入する際には、繰り返し試着することが大切です。
足に合ったサイズを見つけるために、様々なサイズや形の靴を試着してみることが必要です。
また、試着した際には、足に違和感や痛みがないかどうかを確認することが重要です。
シューズケアの方法
シェルコードバンであるオールデンガンボートは、他のステッチシューズとは異なるお手入れ方法が必要です。
シェルシューズに最適なのは馬毛のブラシです。
そうそう、ブラッシングの際には履き皺の汚れも書き出す必要があるので必ず、シューツリーを入れてから行いましょう。
シダーでできたシューツリーは湿気や匂い取りの役目もあり何かと重宝するので、筆者はいくつかまとめ買いしました。
ブルームを防ぐのに非常に優れています。
靴がくすんできたら、できるだけ長い時間ブラッシングしましょう。
コンディションを整えるのはどうしても必要なときだけ。
私の場合は年に数回の頻度ですが、定期的に靴を履く人はもう少し頻度を高くしてもいいかもしれません。
汚れ落としのクリームは、カルナバワックスが革に自然なつやを与えると同時に、汚れや水から保護してくれるこちらを使っています。
クリームは 定番のSaphirを使っています。
クリームをシューズに塗り込んだり、余分なクリームを拭き取るためのクロスは毎回綺麗なものを使うようにしましょう。
クリームを等する際に筆者は、ブラシで有名な浅草のかなやさんのブラシを使っています。
キメが細かくクリームの馴染みが全然異なるのです。
靴の表面に磨きをかける場合には、こちらの専用豚毛ブラシがお勧めです。
筆者は気が向いた時にワックスとハンドラップを用いて、表面がまるで鏡のように仕上がる「鏡面磨き」を行います。
仕上げに山羊毛ブラシ、もしくは専用グローブクロスで磨き上げ完成です。
他のブラシ同様、色移りを避けるためシューズの色ごとに分けて使う方が良いでしょう。
よって、丁寧なケアを必要としています。
靴磨きの基本はブラッシングとはよく言われますが、日々履き終わったら軽くでもブラッシングすることをお勧めします。
このようにすることで著しい革の劣化を防ぐことができますし、美しい経年変化を刻むことができます。
革そのものの色落ちを楽しみたいため、私はブラック以外の革靴には無色のクリームを使っています。
アッパーのカーフレザーはメンテナンスを繰り返す事によって、更なる光沢と深みを増していきます。
革靴のサイズ26cm-26.5cmの筆者が持つAlden5足
筆者は革靴の場合、サイズ26cmもしくは26.5cmを履いています。
今回はこのサイズの人、つまりAldenサイズ8D-8.5DにオススメのAldenサイズ感をご紹介したいと思います。
ちなみに私はREGALも26.0cmもしくは26.5cmを履いています。
これを聞いたあなたは、そんなの筆者の足のサイズであって、私には関係ないと思われるかもしれません。
しかし、ある調査によると日本人男性のおよそ32%が26cmもしくは26.5cmに該当するとのデータがあります。
意外と多くの方に私の経験が参考になるのではないかと思い、今回ご紹介させていただきます。
ところで皆さんはご自身の正確な足のサイズをご存じでしょうか。
そんな方にオススメなのが、ZOZO TOWNのZOZOマットです。
これを使用することで無料で正確かつ詳細な足のサイズを計測することができます。
こう見るとやはり左右で微妙にサイズが異なりますね。
サイズ26.3cm、幅広10.6-10.9cmの筆者は、Aldenの靴を5足保有しており、それぞれ下表の様に若干サイズが異なります。
26.0cm-26.5cmの筆者が保有するAlden5足
- 45914H:プレーントゥブーツ(9D)
- 54441:Vチップシューズ(8D)
- 986:ペニーローファー(7.5D)
- 2161:ストレートチップ(8.5E)
- 975: ロングウイングチップ(8E)
45914H:プレーントゥブーツ(9D)
ラスト(木型)
Barrie Last(バリーラスト)。
日本人の足なじみが抜群で快適な履き心地が長年楽しめます。
レザー
カーフスキン(子牛の革) 。
大人の牛革に比べてきめが細かく、最も上質とされる皮革素材の一つです。
サイズ感
少し大きめです。
ブーツなので靴ひもを結ぶことで難なく履くことができますが、もう少し小さいほうがフィット感は高まります。
初めて購入したオールデンの靴です。
これを機に、サイズ8を探すようになりました。
54441:Vチップシューズ(8D)
ラスト(木型)
モディファイドラスト。
絞り込まれた土踏まずのウエスト、人間の足の形を意識し、前足部を内側に屈曲させる事で徹底的に歩きやすさを追求した木型です。
レザー
プレーントゥブーツと同様、 カーフスキン です。
サイズ感
ぴったりです。
初めて履いた時からしっくりとくる、非常に履き心地の良いシューズです。
26.5cm前後の人は8Dが良いのではなかと思います。
986:ペニーローファー(7.5D)
ラスト(木型)
バンラスト。
こちらはローファー専用のラストです。
レザー
コードバン。
サイズ感
履けなくはないですが、やや小さいです。
筆者の場合、右足の幅が左足に比べて広いので、右足が傷みます。
後述するオイルとストレッチャーで革を伸ばし、今では自分の足ぴったりになりました。
このように、サイズが小さい場合、僅かな調整をすることが可能です。
2161:ストレートチップ(8.5E)
ラスト(木型)
アバディーンラスト。
オールデンらしさを保ちつつ細めのラストでエレガントな雰囲気を醸し出します。
レザー
ブラックコードバン。
ブラック・ダイヤモンドとも呼ばれる革の貴重な部位です。
サイズ感
気持ち大きめです。
ドレッシーなシューズですので、ビジネスシーンで履いています。
少し厚手のソックスを合わせることでぴったり履くことができます。
夕方以降は足がむくむせいか、ちょうど良いサイズになります。笑
975: ロングウイングチップ(8E)
ラスト(木型)
バリーラスト。
レザー
シェルコードバン。
サイズ感
ぴったりです。
8Dと比べて8Eは若干幅広ですが、そこまで大きな差は感じていません。
購入したオールデンのサイズが合わない時
見た目・値段に納得してせっかく購入したオールデン。
そんな靴が、サイズが合わず足を痛め、結果的には数に靴箱に...というケースは無きにしも非ずだと思います。
勿体ないので、そんな場合は以下の方法を検討してみても良いかもしれません。
(※以下は筆者が独自に実施している方法です。お試しされる際は自己責任でお願い致します。)
サイズが大きい場合
サイズの大きい靴を自分ぴったりにする手法4選
- ハーフインソール
- かかとパッド
- タンパッド
- すべり革の貼り替え
靴のサイズが大きい時は基本的に何かを入れて空間を減らすことを行います。
靴を脱いだ時にAldenのロゴを魅せたい場合は、ハーフインソール、かかとパッド、タンパッドの3択です。
筆者はタンパッドを貼って見た目を崩さずに少し大きめの靴を履いたことがあります。
サイズが小さい場合
サイズの大きい靴を自分ぴったりにする手法2選
- 革の柔軟剤
- シューズストレッチャー
まずは革の柔軟剤です。
これを布に染み込ませ、986(ペニーローファー)の足に当たって痛い部分に入念に擦り込ませます。
筆者はこの柔軟剤をコードバンに使用しましたが、少しずつ塗布することで色の曇りや変色は一切ありませんでした。
暫く経ってから足を入れてみると、革が多少柔らかくなり、履きやすさが増しました。
しかし私の場合、履き続けることでまた同じ足の部分が痛くなり、履くのを躊躇するようになってしまいました。
そこで次の投じた手法が、ストレッチャーです。
見た目がかっこよい986を手放したくなく何としてでも履きたかったので、手放すよりはマシと考えハイリスクですがストレッチャーで物理的に革を伸ばすことにしました。
結果、効果は抜群で心地良く足を通すことのできるサイズ感となりました。
革の柔軟剤を塗布後ストレッチャーを数日間使用しました。
まとめ:Aldenの革靴は自分に合ったサイズで履きこなそう
今の時代、お店に行かなくてもスマホ一つで自分にぴったりの商品を購入できるようになりました。
しかもそれがメルカリやヤフオクであれば、定価よりもかなりお安く購入することが可能です。
靴の場合、特にAldenのような高級革靴の場合は、いくら値段や見た目が良くてもサイズが合うか分からず躊躇してしまうケースが多いと思います。
しかし私個人的には、許容範囲の金額の中でサイズ早見表を参考にまずは1足、Aldenを購入することをお勧めします。
仮にぴったりでなかったとしても、ハーフサイズ前後であれば微調整は可能ですし、その1足をベースに次回はサイズを合わせに行くことも十分可能です。(ものにもよりますが、2足購入しても定価で1足買うよりも安い場合が多いです)
最初は少し背伸びが必要かもしれませんが、日々の何気ない一歩を最高のお気に入りと歩んでみませんか。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
宜しければ、Aldenに関するその他お勧め記事にも目を通してみてください。