そんなお悩みにお応えします。
今回は、通称「顎マウント」と呼ばれる、ヘルメットにGoProを固定する方法をご紹介いたします。
しかも今回はマウント自体を脱着可能な方法でご紹介しますので、ヘルメットに粘着跡等が付く心配はいりません。
結論:必要なものは全部で6点。取付所要時間は30分程で完了できます。
こちらの動画でも実際の取り付けについてご紹介しております。
(本ページは一部プロモーションが含まれています)
用意するもの
モトブログを始めるのに必要な機材は次の6点で十分です。
ヘルメットとGoProを除き、1万円程で揃えることが可能です。
モトブログに必要な機材6つ
- ヘルメット
- GoPro
- マイクアダプター
- マイクロフォン
- 保護ケース
- 顎ストラップマウント
ヘルメット
言わずもがなですが、GoProを固定するためのヘルメットです。
私は安全面からフルフェイスを購入しました。
最近のフルフェイスはベンチレーションが数多く設けられており、夏でも比較的快適に使用することができます。
GoPro
私はGoPro HERO7を使用しています。
最新のものであればあるほど画質や機能は高性能となりますが、モトブログとしてはGoPro7でも十分満足のいく映像を撮影することができます。
後にご紹介するマイクアダプターを取り付けるためにはGoPro上位機種である「HERO」を購入する必要がありますのでご注意ください。
GoProは人気製品故、模倣品も出回っているケースがありますので、必ず純正製品を購入するようにしましょう。
マイクアダプター
マイクアダプターは、自分の声を録音するために必要です。
3rd Party製の安価な製品もありますが、GoProとの互換性が合わず音声がうまく撮れていない等の問題が発生するリスクがありますので、純正のマイクアダプターをオススメします。
マイクロフォン
様々なモトブロガーさんに意見をお伺いしたところ、マイクは安価なもので問題ないようです。
音質の感度が高い高級マイクを使用すると、バイクの走行音が目立つことが主な理由です。
保護ケース
GoPro購入時についてくる保護ケースではなく、マイクアダプターをきちんと格納できるこちらをおすすめします。
こちらのケースにより、マイクアダプターをヘルメットに直接貼り付ける必要がないのでヘルメットを汚さずに済みます。
またコンパクトにまとめることができ見た目としてもすっきりします。
顎ストラップマウント
最後にGoProをヘルメットに固定する際に使用する顎マウントです。
こちらはゴムの力を使いヘルメットに固定するので、粘着テープを使う必要がありません。
また取り外しも楽にできますのでヘルメットを複数お持ちの方は、マウントをスムーズに移換することができます。
取り付け方
さて、それでは早速取り付けてみましょう。
取付4ステップ(合計25分)
- ヘルメットの中身を外しマイクロフォンの配線を通す(20分)
- チンマウントを固定(3分)
- GoProとマイクアダプターを保護ケースに設置(1分)
- マイクロフォンとマイクアダプターを接続(1分)
ヘルメットの中身を外しマイクロフォンの配線を通す(20分)
最初にして最大の難関ですが、初めての私でも20分程でできましたのでそこまで構える必要はありません。
まず初めにヘルメット内のプロテクター・クッション材をすべて剥がします。
ASTRO GXには全部で3つのパーツがあります。
左右のパーツは隙間にツメがあり空間にパコっとはまっているだけなので簡単に取り外すことができました。
後頭部から頭のてっぺんを保護しているパーツは全部で4つのツメで固定されています。(下図の黄色い小さなポッチがツメです)
それぞれやや力を入れて引っ張ってあげると「パチン」という音とともにパーツを外すことができます。
内装を外したのち、マイクロフォンの配線をしていきます。
GoProマイクアダプターの入力穴がヘルメットをかぶった時に自分から見て右側に来ているので、マイクロフォンのプラグを右から出すようにします。
ケーブルが長いのでマイクを口元の左側に来るように固定し、余分なケーブルは後頭部あたりに格納します。
Araiのヘルメットは良くできていて配線が中で暴れないように内装パーツにケーブルをひっかける箇所があります。
こちらにうまくケーブルをひっかけます。
配線がある程度整ったらすべての内装パーツをもとに戻します。
チンマウントを固定(3分)
ここからは、あっという間です。
チンマウントを顎の部分に回したあと紐を強く引き、マウントがずれないように固定します。
GoProとマイクアダプターを保護ケースに設置(1分)
専用保護ケースにGoPro本体とマイクアダプターを設置します。
この際、GoPro本体のマイク端子差込口のカバーを取り外します。
カバーを外さないと、GoProを保護ケースに入れた後にマイクアダプターの端子を挿入することができませんので注意が必要です。
マイクロフォンとマイクアダプターを接続(1分)
配線を施したマイク端子とマイクアダプターをつなぎ完成です。
まとめ:30分の設定時間でツーリングの楽しみが倍増する!
私も実際に設置するまで特にマイクの配線が難しいと思っていました。
しかし実際に取り組んでみると実に楽ちんで、なぜこれまで顎マウントをしてこなかったのだろうかと悔んだほどです。
必要な製品さえ揃えば、あとは簡単に設置できます。
誰でも気軽に発信できるこの時代に、あなたの貴重なツーリング体験を記録・シェアしてみてはいかがでしょうか。
今回ご紹介した製品