そんなお悩みにお応えします。
こんな方におすすめ
- 長年寄り添えるデニムが欲しい
- どうせならスタイリッシュでかっこいいデニムを育てたい
- SDGsに則ったサステイナブルな行動を大切にいている
ポイント
スウェーデンのデニムブランドであるNudie Jeansでは、購入時期・購入場所を問わず生涯無料リペアを提供しています。これは2014年から開始された地球にもやさしい画期的なリペアサービスです。
本記事の内容
- Nudie Jeansとは
- Nudie Jeansで無償リペアを行う手順
- Nudie Jeansリペア完了後の状態(筆者体験談)
本記事の信頼性
この記事を書いている私は、
- 2010年にNudie Jeansを購入し2020年に無償リペアを依頼
- ビンテージデニム4本を所有(501XX・ビッグE×2・66前期)
- 週末は高円寺あたりの古着屋を巡る
本記事は、Nudie Jeans公式サイトを参考に筆者の知識を加えて執筆しております。
(本ページは一部プロモーションが含まれています)
Nudie Jeansとは
2001年、スウェーデンにて創業。
ヌーディージーンズについて
Nudie Jeansの概要
- 創業:2001年
- 拠点:スウェーデン
- 生産国:イタリア
- 創業者:Maria Erixon、Joakim Levin、Palle Stenberg
- トレードマーク:バックポケットの「N」
創業者のMaria Erixon、Joakim Levin、Palle Stenbergは3人ともLee で働いていたようです。
ブランドのコンセプトは、履き続けるうちにジーンズがその人の第二の肌になるといったものです。
日本には2007年に進出し、初オープンは東京のラフォーレ原宿でした。
購入時期
2010年だと記憶しています。
当時大学生だった私は友人がNudie Jeansを履いていて、そのスタイリッシュさに影響されて購入しました。
当時はスキニーデニムが流行っていたこともあり、迷わず購入。
2011年に海外留学をしていたのですが、どうせならかっこいいデニムを履いて行きたいと思っていました。
また、帰国後にはバックパッカーとして東南アジアを2週間ほど回ることを決めており、その際に育てるデニムとしてNudie Jeansを連れて行きました。
ビンテージデニムはなるべく洗濯しませんが、汚れが気になるときはこちらの高級洗剤で手洗いしています。
こちらの洗剤には、動物繊維の油分を保護する成分が含まれていますので、 インディゴが落ちづらく洗う度に繊維を保護してくれます。
購入モデル
今はなき、AVERAGE JOEと言うモデルです。
Nudie Jeansが展開するモデルで最もスタンダートと言われる、レギュラーストレートです。
股上がやや深く、適度な余裕のあるワタリ幅がちょうど良いです。
100%オーガニックコットンの日本製セルビッチデニム生地を使用して生産されています。
本当はダメージ加工が施されたLABOというシリーズのデニムを購入したかったのですが、大学生の私には高すぎました。
リジットから自分でかっこいいデニムを育てようと思い、生デニムを購入しました。
無料リペア利用方法
実は、リペアの方法は2つあります。
1つは直営店まで持ち込んでリペアをお願いするケース。
もう一つはリペアステーションまで郵送で送りリペアをお願いするケース。
直営店は日本だと首都圏にしかないため、どなたでも利用できる郵送でリペアをお願いするケースについてご紹介したいと思います。
ちなみに筆者は郵送で依頼しました。
郵送でリペアを利用する際の4ステップ
簡単な流れ
- サイトにアクセス
- 申請書をダウンロード
- 申請書に依頼事項を記載
- デニムに梱包してお店に送付/持ち込み
サイトにアクセス
Nudie Jeansのリペアサイトにアクセスします。
申請書をダウンロード
下にスクロールしていくと、申請書ダウンロードリンクがありますのでそちらをクリック。
申請書に依頼事項を記載
リペアが必要な箇所に印をしてどこをどのように直して欲しいか、可能な限り具体的に記載するようにしましょう。
筆者の場合、商品送付後にリペアの方法や出来上がりイメージなどをすり合わせるためにお店から電話がかかってきました。
デニムに梱包してお店に送付/持ち込み
デニムを程よい段ボールなどに梱包し、指定のお店へ郵送します。
デニムがお店に届くとスタッフから連絡があり、リペアの完成イメージについて詳細にヒヤリングいただきます。
イメージを合わせてからリペアに入っていただくのでとても安心感を持ってお願いすることができました。
無料なのにサービスの質が非常に高いと感じました。
リペアの結果
先述の通り、筆者はnudie jeans laboに憧れを持っていました。
あのガシガシとリペアされた感じがなんともたまらなかったので、今回はlaboに似せたリペアを依頼しました。
確か全部で15箇所ほど、穴やほつれをリペアいただきました。
完成度は大満足です。
リペアデニムの返送時にはお店から次のような手紙を受け取りました。
全体
縦落ちが凄まじいです。
リジットから履いてここまで育ちました。
ヒゲや膝のアタリがはっきりと入っています。
前方は全部で6箇所、リペアを依頼しました。
バック
お尻はもちろんハチノスがバキバキに入っています。
右ポケットはNudie Jeansのトレードマークが一部削れてしまってます。
こちらは8箇所ほどリペアをお願いしました。
右ひざ
続いて詳細を見ていきましょう。
Nudie Jeans LABOラインのようにガシガシと縫って欲しいと依頼した通りの風合いに仕上げていただきました。
糸は色落ちした生地にも馴染む色を使ってくれています。
左前ポケット
IPhoneを常に入れていたためその部分が削れて破れていました。
当時はiPhone 4Sだったと思います。
こちらは膝部分よりもより白い糸を使ってリペアが目立つようにしてもらっています。
個人的にはすごくお気に入りの仕上がりです。
左ひざ
こちらは最も破れがひどい箇所でした。
裏の当て布が比較的薄いのでゴワゴワしていないので、これだけ広範囲に及ぶリペアでも自然に履けます。
ハチノス
こちらはリペアではないのですが、色落ちが素敵だったので思わず撮りました。
ここまでハッキリとハチノスが出たのはこれ以外ありません。
当時は割とスキニーフィットで灼熱の東南アジアを練り歩くなどしており、ほとんど選択していなかったのでこのような仕上がりになったのだと思います。
今ではもうこのような履き方はできません。
右ポケット
お尻から右ポケットにかけて大幅にリペアを施しています。
他の部位に比べで全体的に生地が薄くなっています。
左下の黒い糸でざっくり縫ってある部分は以前母に塗ってもらった部分です。
かなり浮いてはいるものの、個人的には思い入れがあります。
こういったヒストリーを刻むことができるのもリペアジーンズの魅力かもしれません。
腰部分も丁寧に仕上げていただいています。
革パッチ
Nudie Jeansのロゴが入った革パッチもエイジングが進み白っぽくなっています。
とはいえ、紙パッチと違って耐久性に優れているのでまだまだ大丈夫そうですね。
生地が薄くなり履いたらまた他のところが破けそうなので今では気軽に履くことはできませんが、筆者にとってとても大切な1本です。
まとめ:ずーっと無料で大切な相棒を育てられる最高のサービス!
自分の好きなものを直しながら使えるって素敵ですよね。
一昔前は壊れたり破れたりしたら捨てて、新しい品を購入する事が普通でした。
しかし、現代は違います。
さまざまなモノやサービスにはサステナブルが求められるようになりました。
そんな時代に、このNudie Jeansの生涯無償リペアは非常に「イケている」と思います。
Nudie Jeansをお持ちの方はぜひ無償リペアを試してみてください!