そんなお悩みにお応えします。
結論:定められた共通の定義はありませんが、いわゆるビンテージと名の付くLevi’sのモデルは一般的に、1970年代ごろまで生産された「大戦モデル」「XXモデル」「ビッグEモデル」「66モデル」の4つとされています。
本記事の信頼性
この記事を書いている私は、
- ビンテージデニム4本を所有(501XX・501ビッグE・501 66前期・505 66前期・507XX)
- ファッションブログを2年ほど運用
【Levi's 501XX】ヴィンテージデニムの王道|購入したリーバイス501XXをご紹介
【Levi's 66前期】1977年製のビンテージデニム|高円寺Safariにて購入
【ビッグE】イタリア人から購入した Levi's 501ビンテージデニム| ビッグE を年代判別のディシジョンツリーとともにご紹介
本記事は、以下雑誌を参考に筆者の知識を加えて執筆しております。
(本ページは一部プロモーションが含まれています)
本記事はこんな方にオススメ
- ビンテージ デニム に興味があるが、詳しいことはまだよくわからない
- ビンテージ デニム の各モデルの概要をざっくり知りたい
- 何のモデルから手を出せばよいのか迷っている
ビンテージ の定義
ビンテージ の本来の意味は、権威あるオックスフォード辞典を参照すると、ブドウの当たり年に作られた上質ワインのことを指し、語源はラテン語の「ブドウの収穫」を意味する言葉のようです。
かなり意訳すると、「年代もの」という要素に加え「希少価値が高い逸品」と言えそうです。
the wine that was produced in a particular year or place; the year in which it was produced.
the Oxford Advanced Learner's Dictionary
Levi's 501 ビンテージ デニム 4大モデル
ビンテージ デニム の定義は人それぞれですが、「年代物」+「希少価値が高い逸品」といった観点で デニム について考えてみましょう。
多くのマニアがLevi’s 501ビンテージデニムと呼んでいるものは、1942から1980年に製造された4つのモデルに絞られます。
ビンテージデニム4モデル
- 大戦モデル
- XXモデル
- ビッグEモデル
- 66モデル
当然、大戦モデル以前も ビンテージ であることは間違いないのですが、あまりの希少性から博物館級とも言えます。
よって、ここで定義しているLevi's 501 4大 ビンテージ デニム のモデルからは割愛しています。
それぞれのモデルで異なるディテールがあります。
各モデルの中でもばらつきがあるので一概には言えませんが、各モデルで代表的なディテールを一覧で可視化してみました。
こちらの一覧表は随時アップデートを加える予定です。
筆者は大戦モデルとビッグE、66前期モデルを所有しています。
後日、これらのモデルについても紹介したいと思います。
これらのモデルはさすが4大ビンテージデニムということだけあり、価格帯も簡単に手を出せるものではありません。
年代が古く、状態が良い(ウォッシュ回数やリペアが少ないもの)は数十万から数百万円で取引されています。
...そんなこと言ったって、ビンテージ デニム を履きたいんだ!
という方向けに、4大 ビンテージ デニム とは言えないまでも、定義によっては ビンテージ の仲間入りをしている、もしくは今後 ビンテージ デニム と呼ばれるモデルをLevi's 501 ビンテージ デニム 予備軍と名付け、スライドに纏めてみました。
Levi's 501 ビンテージ デニム 予備軍
ここでは、1980年代から1990年代生産のモデルをビンテージデニム予備軍と定義します。
ビンテージデニム予備軍3モデル
- 80年代赤耳モデル
- 脇割モデル
- 90年代モデル
特に80年代の赤耳モデルで状態が良い個体は、近年値段が上昇していると聞きます。
ビンテージデニム予備軍の中では、筆者は1987年製の脇割りモデルを所有しています。
1発目から高いお金を出してビンテージデニムを所有することに抵抗があった筆者も、まずは80年代のビンテージデニム予備軍から購入しました。
4大ビンテージデニムではないにせよ、古き良きものの味わいや知識欲を継続させるためには、80年代以降のデニムを購入することは、とても良い選択だと思います。
こちらの デニム についても後日詳細をご紹介したいと思います。
まとめ:まずは手を出しやすい価格帯のものからビンテージデニムを所有してみよう!
いかがだったでしょうか。ビンテージデニムに興味があるけど、細かいディテールの違いは分からない。
でも、いちいち自分で調べる時間もない、といった方向けに一覧表を作成しました。
偉大なる先人たちによりちりばめられた貴重な情報をまとめた資料です。
こちらの編集可能資料が必要な方はお気軽にコメント下さい。
喜んで資料共有させて頂きます。(そして、できれば共に内容の精度を磨いていきたい...!)
1人でも多くの方がビンテージデニムのファンとなり、趣味を一つ増やすことのお手伝いができますと幸いです。
ビンテージデニムはなるべく洗濯しませんが、汚れが気になるときはこちらの高級洗剤で手洗いしています。
こちらの洗剤には、動物繊維の油分を保護する成分が含まれていますので、 インディゴが落ちづらく洗う度に繊維を保護してくれます。
この記事が少しでも皆さんの参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
よろしければこちらの記事ものぞいてみてください。