そんなお悩みにお応えします。
結論:リゾルトは購入時にきつめのウエストを選ぶことをおすすめされますがその通りだと思います。履いているとかなり馴染んできます。リゾルトはリジットデニム(生デニム)ではないため、ファーストウォッシュでそこまで縮まないことも特徴の一つです。
本記事の内容
- リゾルトジーンズについて
- リゾルトファーストウォッシュ前後での変化
- リゾルトファーストウォッシュの仕方
本記事の信頼性
この記事を書いている私は、
- ビンテージデニム4本を所有(501XX・501ビッグE・501 66前期・505 66前期・507XX)
- ファッションブログを2年ほど運用
【Levi's 501XX】ヴィンテージデニムの王道|購入したリーバイス501XXをご紹介
【Levi's 66前期】1977年製のビンテージデニム|高円寺Safariにて購入
【ビッグE】イタリア人から購入した Levi's 501ビンテージデニム| ビッグE を年代判別のディシジョンツリーとともにご紹介
本記事は、以下雑誌を参考に筆者の知識を加えて執筆しております。
1年後の経年変化はこちらでご紹介しています!
(本ページは一部プロモーションが含まれています)
RESOLUTEジーンズとは
RESOLUTEは、日本のジーンズブランドです。
1920年代から40年代のアメリカ製ジーンズを研究し、復刻デザインを展開しています。
RESOLUTEジーンズは、素材、デザイン、生産国にこだわった高品質なジーンズで、世界中のデニムファンから支持されています。
RESOLUTEジーンズの特徴
RESOLUTEジーンズの特徴は、素材、デザイン、生産国にこだわっている点です。
素材
RESOLUTEジーンズは、アメリカ産の綿を使用しています。
この綿は、長い繊維を持ち、強度が高く柔らかい風合いが特徴です。
デザイン
RESOLUTEジーンズは、1920年代から40年代のアメリカ製ジーンズを研究し、復刻デザインを展開しています。
そのため、古き良き時代の雰囲気を感じることができます。
生産国
RESOLUTEジーンズは、日本で生産されています。日本の職人たちが、一着一着手作業で作り上げています。
耐久性
RESOLUTEのジーンズは、非常に丈夫で長持ちすることで知られています。
厚手の生地と頑丈な縫製が特徴的で、普段使いからワークウェアとしても使えるため、多くのユーザーから高い支持を得ています。
そのため、長期間使用することで更に風合いが増し、愛着が湧くジーンズに育っていきます。
結論:ファーストウォッシュ前後での変化
RESOLUTEジーンズは、経年変化が楽しめるジーンズの1つです。
以下は、経年変化のポイントです。
- 色落ち: RESOLUTEジーンズは、糊付けをしていないため、ユーズド感が出やすく、色落ちも比較的早く現れます。特に、膝やヒザ裏、ポケットなど、動きの激しい箇所に色落ちが現れます。
- 破れ: RESOLUTEジーンズは、しっかりとした生地を使用しているため、破れが発生しにくく、長く履けることが特徴です。ただし、適度なストレッチ感が出てきた頃に、破れが発生することもあります。
筆者の所有しているリゾルトは710であり、これはLevi's 66を日本人の体型に合うようにモディファイしたモデルと言われています。
基本スペック
- 着用期間:6ヶ月(休日をメインに100時間程度)
- サイズ:W30、L33
ファーストウォッシュ前後での寸法変化
ほとんど収縮が見られません。
強いて挙げるのであれば、ウェストと股下、太もものわたりがそれぞれ1センチずつ縮んでいます。
しかしこれらも履けないほどキツい訳では無いですし、履いているうちにまた元のように伸びてきますのでご心配無用です。
RESOLUTEのジーンズは、デニム生地の色落ちは独特で、コントラストのある風合いが特徴的です。
使用していくうちに、インディゴブルーから白やグレーに変化していくのが楽しめます。
また、股上やひざ裏、ポケット周りなど、履き込み方によっては色が褪せてくる部位もあるため、個性的なジーンズに仕上がります。
ウォッシュ前後の詳細
色落ちなどの変化も含めて詳細を見ていきましょう。
全体フロント
右ポケットの前、ボタンフライの辺りにあたりが出ています。
洗濯前ですが、これらはくっきりと見て取れます。
洗濯前に比べて僅かですが右膝の辺りが明るく青みがかっていることがわかります。
写真では見づらいかもしれませんが、全体の汚れが落ちたのでテカリ感がなくなりマットな風合いに変化しました。
全体バック
左ポケットがやや部分的に色落ちしていますが、その他はあまり目立つようなあたりは確認できません。
日中の明るい光に照らすとブルーの濃淡が明確になりより立体的なシルエットになりますが、室内だとあまり濃淡は見えませんね。
全体的にやや青みがかった様子はありますが、ほとんど変化はありません。
膝
アップデ撮ってみると膝部分の生地が伸びて前方に突出していることが確認できます。
青みがかった一部分、あたりがありますね。
膝部分はアップにするとその色落ちが顕著に現れました。
膝部分の丸いあたりだけではなく、その周辺には小さなヒゲも確認できます。
前方ポケット
この部分は最も経年変化が現れています。
青くヒゲが入っています。
右ポケットの懐中時計入れに縦に入る1本のあたり、通称イナズマが確認できます。
ちなみに懐中時計入れには何も入れていないです。
さて、洗濯後はどうでしょうか。
ほとんで変化は見えませんが、淡いブルーの範囲がちょっとだけ増えた気がします。
こちらははっきりとジグザグのあたりが入っています。
洗濯前に比べてより明るい青になりました。
ハチノス
近くで見ると結構ハチノスが入っています。
洗濯後は立体感が失われているのでのっぺりとしているように見えます。
一方で、青色の明るさは増したように感じられます。
バックポケット
左側に特に色落ちが確認できます。
普段スマホを左バックポケットに入れているためだと思われます。
洗濯後、バックポケット周辺は全体的に青みが増しました。
スマホの後はよりくっきり見えるようになりました。
リゾルトファーストウォッシュの仕方
リゾルト創設者でありデザイナーの林氏の「たかがジーパンや!」の精神に則り、洗濯もそこまで慎重になりすぎることはないと思いました。
とはいえ、初めてのウォッシュなのであまり色落ちはさせないように意識はしました。
ファーストウォッシュの3ステップ
- 40℃のお湯に洗剤を馴染ませ裏返したリゾルトをつける
- 揉み洗い・すすぎ
- 脱水・乾燥
40℃のお湯に洗剤を馴染ませ裏返したリゾルトをつける
浴槽に40℃のお湯を入れます。
デニムが浸るくらいの水位になったら洗剤をお湯に馴染ませます。
この際に使用したのはヴィンテージデニムを洗う際に多くの人が利用している、デニムの色落ちを最小限にするデニム専用洗剤です。
デニムは過度な色落ちを避けるべく、裏返して浴槽に入れます。
このまま30分ほど放置します。
揉み洗い・すすぎ
30分放置すると水が少しだけ濁りました。
ここから数分程度軽い揉み洗いを行います。
途中でデニムをひっくり返したりして全体の汚れが落ちるように揉み洗いを行います。
脱水・乾燥
ある程度もみ洗いが完了したら、デニムをネットに入れて洗濯機に放り込み、脱水を行います。
脱水後は特にウエスト部分を中心にできるだけ生地を伸ばします。
乾燥後に縮むことを懸念して強めに実施したのですが、もともと販売時にウォッシュがかけられているので軽く伸ばすだけでも良いと思います。
その後は浴槽乾燥で4、5時間干して完成です。
まとめ:リゾルトは汚れたら洗うがやっぱり正解
筆者が洗濯したきっかけは、前日リゾルトを着用して30キロほど歩いた際にスコールのような雨に打たれてしまったことです。
それまではそこまで着用時間も長くなくまた汚れている様子もなかったので本心では1年ほど履いてから洗いたかったのですが、上述出来事を機に洗いました。
洗ってみた印象はそこまで色落ちもせずまたサイズも変わらないので、創業者の林氏が言うように頻度高く洗濯しても良いと言うことです。
生地がある程度体に馴染んできた後に、汚れや匂いなどが気になるようでしたら思い切って洗ってみても後悔はない気がします。
と言うことで、これからもっと履き込みつつ汚れが気になったタイミングで洗ってみたいと思います。
そこまで繊細に扱いすぎることもないデニムだと思いますので、次回以降は洗濯機でのウォッシュに挑戦したいと思います。