デニム

RESOLUTE デザイナー林氏による「FITTING DAY」に参加してみた

今回はRESOLUTEのデザイナーである林氏がジーンズのフィッティングをしてくれる素敵なイベントに参加したのでその内容をご報告したいと思います!

こんな方におすすめ

  • ジーンズ好きの方
  • RESOLUTEの製品に興味がある人
  • フィッティングイベントの流れを知りたい人

本記事の信頼性

デニゆき

この記事を書いている私は、

  • RESOLUTE 710を所有
  • ビンテージデニム4本を所有(501XX・501ビッグE・501 66前期・505 66前期・507XX)
  • ファッションブログを2年ほど運用

(本ページは一部プロモーションが含まれています)

忘年会シーズンで私服で誰かと会うことが多くなる季節。

そんな中、筆者は毎回RESOLUTEの710を履いているので、もう少しバリエーションが欲しいと思っていました。

ふとRESOLUTEのホームページを見ると12月のフィッティングイベントが案内されており、まさに翌日から始まるというものでした。

これは行くしかない。

710も少しずつ育ってきて、冬にはやや明るい気がしていたので、冬用に調達するのも良いなと思って、翌日早速お店に向かいました。

RESOLUTE FITTING DAYとは

RESOLUTEのFITTING DAYとは、デザイナーである林氏自らがジーンズのフィッティングを行ってくれるイベントです。

定期的に日本全国、アジアと中心に海外で実施されています。

林氏のサインをいただけたり、イベント限定ノベルティをいただけたりととてもレアな機会です。

RESOLUTEを購入しようと考えている人は、日程が合えばこのFITTING DAYに購入することを強くお勧めします。

RESOLUTEのFITTING DAYの開催スケジュールは毎月こちらのURLから確認することができます。

FITTING DAY当日の流れ

筆者は神宮前のBEAMSに向かいました。

お店に向かう途中、お店近くに長い行列ができていました。

流石にRESOLUTEの林氏と会えるとなったらみんな並ぶのか…と思って列を眺めていました。

ただ、よく見るとその列は同じBEAMSでもRESOLUTEが置いてあるBEAMSの横の店舗にありました。

お店到着

急いで、お目当てのBEAMSに入り2階に行くと...

「いた!」

林氏がおりました。

メディア記事で見た通りの佇まいでおしゃれで素敵なおじさまです。

しかも、お店にはまだ筆者しかいませんでした。

12時ごろお伺いしたのですが、早めに行ってよかったです。

結果的に林氏と20分ほどマンツーマンでお話しすることができました。

フィッティングの流れ

林氏自らRESOLUTEを手に取りハサミでボタンの穴を広げ始めました。

「何をしているのですか」と聞くと

穴を広げてボタンを止めやすくしてるんですよ、と教えてくださいました。

試着するだけなのに良いの?と思いながら、と手間親切だなぁと思いました。

確かに2年前、RESOLUTEを購入した際は、ボタンを留める穴の生地が固すぎて履くのに苦労したのを覚えています。

さらに林氏は、「一番下のボタンは留めておくんです」と。

理由はどっちみち固いし、ボタンが留まっていても問題なく履けるからとのこと。

さすがジーンズをデザインされているだけあり、会話の節々からプロフェッショナリズムが感じられます。

そのまま林氏に試着室に案内され「なんぼでも履いてみたらいいんですわ」と言っていただきました。

お店で試着するとなんとなく買わなきゃいけないオーラに包まれるので、筆者は厳選したものを試着するようにしています。

しかし林氏は、気になったら履いてみて、違うと思ったら別のものを履けば良い、と言ってくださりました。

筆者はすでに710を持っているので今回は違うモデルが良いなと考えていました。

すると林氏は714をおすすめしてくださいました。

試着が終わると、林氏はおもむろに屈んで、レングスが問題ないか、ウエストはジャストサイズかなどを丁寧に確認くださいました。

こんな偉い方が私のような若者に一流のサービスをしてくださっている。。

林氏に気を遣っているBEAMSスタッフ(当然です)を横目に、大変恐縮ながら筆者は1ユーザー、1ジーンズ好きとして林氏と対等にお話しさせていただきました。

本当に素敵な時間でした。

レングスは長いよりも短いほうが良いとのことで、林氏にフィッティングいただいたサイズW30 L32の714を購入しました。

途中、あまりにも気さくに接してくださるので、思わず「林氏と写真撮りたいのですが宜しいですか」と尋ねてしまいました。

すると「もちろんです」とご快諾いただきました。

なんて素敵な方なんでしょう。

最後のフィッティングが終わると、「じゃあこちらですね」と言っておもむろにペンを取り出しました。

「下の名前はなんですか?」

「あ、でにゆきです(もちろん本名を伝えました)」

ポケットの裏地に日付と筆者の名前、そして林氏のサインを書いてくださりました。

そのあと、サイン入りデニムを間に林氏と筆者で写真を撮っていただきました。

林氏と筆者

今回は特別イベントであったということで、US製のResolute限定マグカップとステッカーをくださりました。

最後に林氏と握手をして(まさかの林氏からこちらにきてくださいました)、お別れです。

こんな素敵な時間が用意されているのであれば1本目もフィッティングイベントで購入できたらよかった、と心から思いました。

購入モデル 714のディテール

それではディテールを見ていきましょう。

まずはフロントです。

大戦モデルの位置付けですので、RESOLUTEの中ではやや太めのモデルです。

太いモデルにRESOLUTE711がありますが、そちらと比べて股上が深くなっています。

足元にかけてテーパードがかかっているので太めでありつつもスマートな印象を与えます。

もちろんセルビッチです。

RESOLUTEのアイコンともなっているオレンジ色のステッチですね。

横のステッチも大戦モデルからインスパイアを受けてやや短くなっていると感じました。

大戦モデルのアイコンであるドーナツボタンも健在です。

ウォッチポケットには贅沢にミミ付き生地が使われています。

そしてこちらも大戦モデルのアイコンである隠しリベット。

どんな当たりが出てくるか今から楽しみです。

バッグも見てみましょう。

数回着用し、ヒゲの折線が入っています。

革パッチです。

パッチが革だと経年変化を楽しむことができるので良いですね。

筆者はかなり細めなのですが、ダボダボ感なく着用することができています。

(映っていませんがトップスにはチャンピオンの80sリバースウィーブを着用しています)

フィッティング中の会話

フィッティング中には様々な会話を林氏とさせていただきました。

ご参考までに、いくつかご紹介させていただきます。

ジーンズは何本持ってますか?

育ててると取られちゃうんですよ。

あ、お店にですか?

そうそう。展示用に取られてしまうので手元には何本もないんですわ。

裾を折るのはあまり好きではない?

新しいうちは折りたくないですね。

ある程度育ってきて、色がサックスブルーみたいにになったやつなら夏に裾を折って履くのはいいね。

でも、色が濃いと生地裏の白とのコントラストが強くなってしまうので、個人的にはあまり好きではないです。

まぁ、人の好みですけどね。

乾燥機は本当にかけてよい?

全然良い。

といって乾燥機をかけたデニムと乾燥機かけずに天日干ししたデニムを比較して、乾燥機かけたほうがミミのあたりが綺麗に出ることを教えてくれました。

714がいいんじゃない?

すでに710持っているなら、714がおすすめ。

オンスも710より小さいので夏でも涼しく履くことができる。

太ももも余裕があるので履きやすい。

まとめ:林氏との出会いはもちろんお値段以上

林氏はプロフェッショナリズム溢れるディテールにこだわり、試着の際には穴を広げてボタンの留めやすさを調整。

その細やかなサービスに感激しました。

試着では、林氏のおすすめで714ジーンズに決定。

その後、丁寧なフィッティングとサイン入りの特別仕様に感動し、思わず写真も撮らせていただきました。

林氏との会話では、ジーンズにまつわる様々な質問に答えていただき、デニム愛について語り合う貴重な時間となりました。

最後に、特別イベントのおまけとして、US製のResolute限定マグカップとステッカーもいただき、心から満足のいく買い物体験でした。

デザイナーとの直接のふれあいは一生の思い出になりますね。

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